そばがき・そばもちから始まった
そばも米と同様に大陸伝来の作物だそうです。
その歴史は古く、日本でも高知県内では9000年前の遺跡から蕎麦の花粉が見つかり、埼玉県でも3000年前の遺跡から種子が見つかっているそうです。つまり、それほど前から栽培をされていた、ということになります。
現代では、食べ物として「そば」といえば麺を思い浮かべるのが当たり前ですが、その歴史から見ればごく最近まで「そば」といえば練って作った「そばがき」あるいは「そばもち」が当たり前だったようです。
対して、現在の麺状のものは練ったものを細く切ったことから「そば切り」と呼んで区別したそうです。
江戸時代から
では、今のように麺として食べるようになったのはいつ頃からか、と言いますと、1570年頃の文献にようやく「そば切り」の記述が見られるそうで、それ以前には見当たらないそうです。
以来、更科そば、二八そば、十割そば、5割そばなど多くのバリエーションが生まれました。これは各店が趣向を凝らして他店との差別化しようとした結果のようです。
麺にすることを誰が発明したのか、これまた謎ですが、美味しい食べ物を発明していただきました。
(LINE友だち登録のお願い)
亮月では蕎麦に関する知識や私の想いを発信しています。また、LINEの友だち登録をしていただくと、営業時間変更のお知らせや最新情報の確認ができますので、ぜひ登録していただければと思います。