北海道の雪に埋もれた米畑

亮月の新たな一歩:北海道の米農家から学ぶ

2年ほど前でしょうか、馴染みのお客様から「知り合いに脱サラして北海道に移住し、米農家になった方がいる」と伺いました。そしてその方の作ったお米を食べたところ、ツヤモチ食感の大変おいしいお米でびっくりしました。

蕎麦と米の異業種交流

たかすタロファーム代表平林さん

この方は平林さんといって、旭川市の隣町、鷹栖町というところで、たかすタロファームを経営されています。米農家に転身して今年で8年目だそうです。栽培方法にもこだわりを持って毎年試行錯誤をしていらっしゃるそうで、絶対美味いに決まってるやつです。

私としても、作物は違えど脱サラして農業を始めたことに近しいものを感じ、いつかお会いしたいと思っておりましたところ、この1月、ようやく会ってお話を聞くことができました。

そば栽培を始めた理由

さて産業は1・2・3次産業に分けられ、この3つ全てを合わせたものを6次産業と言います。1次産業は農業・林業・漁業、2次は製造・加工業、3次は販売・サービス業です。

これは、経済の発展とともに効率を求めて、人や会社がそれぞれの得意分野に特化し分業が進んだ結果、このような形態になったのだと思います。また、次数が増える毎に付加価値が上がり値段も高くなります。

しかし、分業が進むと手間が省ける分、収益が下がります。1次産業のみで十分な収益を上げるには、高く売れない分大量に作ることが求められます。そして量が増えれば増えるほど売るのが難しくなります。

よって一般的な農家さんは、農協に卸すことで販路の問題を解決されていますが、やはり利益は少なめとなります。

しかし、こちらのタロファームさんは、採れたお米は個人・企業を問わず全量自家販売することでしっかり利益を確保されています。驚きなのはその収量と販売量です。なんと年間100t以上だそうです。

サラリーマン時代は営業マンだったそうで、そこで販売ノウハウを体得されたのでしょうが、それにしても自力で100t超える米を売り切るとは驚異的です。

冬で雪に埋もれた北海道の米畑

これだけの米を取るのですから作付面積も広く17ha(51,000坪 170,000㎡)だそうです。もはや広過ぎてなんだか分かりませんが、雪に埋もれつつも一面に広がる農地を見ればスケールのデカさは否が応でも感じます。

さらに、今後は自前の上手い米と北海道の食材を合わせたおにぎりの加工販売をされるそうで、ますます意気揚々です。

共感と学び:亮月の今後

平林さんの話を聞き、私も「亮月」でさらに多くのことに挑戦したい、そう強く感じました。亮月では、蕎麦栽培に多大な手間をかけており、その結果として「美味かった。また来る」とお客様に喜んでいただいています。しかし、効率の面ではまだ課題があります。

そこで、亮月の蕎麦の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、味わっていただくために、このブログを読んだ皆さんにお願いがあります。

ぜひ周りの方にも亮月の蕎麦をお勧めいただけないでしょうか。私たちの蕎麦が、さらに多くの方のお気に入りになるよう、皆様のご協力を心よりお願い致します。今日もありがとうございます。

たかすタロファームのお米を是非食べてみてください。一見の価値ありです。

たかすタロファームHPはこちら

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