亮月はこうして生まれた
解雇から一念発起してそば事業を立ち上げはしましたが、とにもかくにもまずはそばの栽培です。右も左も分からないまま、とりあえず種を蒔き収穫をして、道具を揃えて製麺ができるようになりました。次はいよいよ販売となるわけですが、ここで新たな問題です。屋号がなかったのです。これまで目の前のことに精一杯で屋号のことなど考えてもいませんでした。
名前とは人でも事業でもお店でも、まさにそれを表す顔となるわけですからとても大切です。後悔のないよう、コロコロ変わることのないように、また意義のあるものにしたいので慎重に考えたいところです。
しかし、あれこれ考えてもちっともいい名前が浮かびません。
結局、早くそばを売りに行かなくてはならない、という時間的制約に屈して熟考は諦めることとなりました。そして、私(亮司)と自分の好きな月を合わせて「亮月」と非常に安直な決め方をしてしまったわけです。
世間的には、屋号など自分の名前を使ったりすることもよくありますが、私はそれがなんとなくダサく感じてすごく嫌でした。
ですから、当初は若干の後悔みたいなものもありましたし、やっぱり変えようかな、なんて思うこともありました。が、ある時「亮月」とはとても意義のあるすごくいい名前だと気付いたのです。
皆様の食を「安心」でお支えする
「亮月」では、そばは有機・無農薬で自家栽培で作り、自家製粉・自家製麺しています。また、そばに限らず自然薯やお米など地元産の食材にこだわっています。これは皆様に地元産ならではの美味さと、安心して食べて頂けるものを提供したいと考えているからです。
屋号「亮月」には、私(=亮)が微力ですが皆様の食を陰ながら(=月)お支えしたい、という想いが込められているのです。
いかがでしょうか。
最初は安直なネーミングだと思っていたものが、自分の事業を見事に具現化したものすごくワンダフルなネーミングだったのです。これは安直ではなく、事業に込めた想いを直感で感じたネーミングだったに違いありません。
食べる事、それは生きることの基本です。いいものを食べれば元気が出て健康で丈夫な体でいられます。また、美味しいものを食べれば、笑顔になり幸せでいられます。
これからも皆様に喜んでいただけるよう、一打入魂です。
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