自家製蕎麦には欠かせない畑作業
皆さんもよくご存知かとは思いますが、当店の蕎麦は全て自家栽培で賄っております。
8月〜9月の種まきシーズンまでは、もっぱら畑の管理作業を行います。畑の周りは草刈りを、畑の中は雑草がはびこらないように、定期的にトラクターで耕します。それぞれの作業を種蒔きシーズンまでに3〜4回はやりたいところで、新しい春が来るたびに今年こそはちゃんとやろうと意気込むのですが、いつもできません。また、耕す作業はなかなか時間のかかるもので、朝から晩までやっても1日で全部の畑を耕すことはできません。今のところ、畑仕事は私1人で行なっておりまして、お店の営業と併せてとなりますと、細切れの時間での作業となるため余計にはかどりません。
また、耕すと言いましても、胸丈ほどに育った草ごと土に混ぜ込むわけですから、仕上がりはいわゆる畑らしい土色にはならず、とりあえず延びた草はなくなったけど、相変わらず緑色でおまけにところどころ草が塊となってできた凸凹だらけです。また、長い草は作業機に絡みつき、後の掃除がとても大変です。
更なる品質向上へ!草刈機で蕎麦作りが変わる
話は少し逸れますが、コロナ以降当店もスタッフが不足しがちで、募集を出してもなかなか集まらず時間の捻出にも苦慮しております。
何かいい方法はないものかと悩むうちに、ある決断に至ります。それは、「トラクターに着ける草刈機を買おう」です。
新品は買えませんので、オークションで探してみたところ、なんとこちらの条件に合うものが見つかり落札することがでしました。こんなに都合よく見つかるなんて完全に流れが来てます。発送不可とのことで、先日休日返上で三重まで引き取りに行ってきました。
早速、各部の点検と調整をしてトラクターに取り付け作業開始です。
結果は感動以外の何ものでもありませんでした。スピードも耕す時の3倍くらいの速さで、しかも一度通るだけで2メートル幅の草が綺麗に刈られます。おまけに、草を細かく刻んでもくれますから、耕せばちゃんと土色に仕上がります。塊となって凸凹になることもなく、機械に絡み付く心配もありません。さらに、細かく刻まれた草はより堆肥化しやすく、いいことずくめです。
これまでは、この機械を贅沢品と考えていましたが、必需品の間違いだったようです。また一歩、理想の蕎麦作りに近づけた気がします。今日もありがとうございます。
パート、職人志望の方募集
只今、亮月ではスタッフ募集中です。
また、蕎麦屋の仕事を一から覚えたい職人志望の方も大歓迎です。
時間 9:00〜15:00と11:00〜15:00応相談 週2日からOKです。
時給1,000円 試用期間あり(950円)
興味のある方は、お電話またはLINEでお気軽にお問合せください。