世には実に多様な人がいます。その考え方や取り組み方に驚かされることも少なくありません。中には残念なこともありますが、時にはすごく良い刺激となることもあります。
成功の秘訣とは？ 答えが出ない時の突破口
ことの大小に関わらず、私などが悩んで苦労して見つけたこと、あるいは見つけられなかったことも、他の人はあっという間に見つけたり、私には思いもつかない画期的なやり方をしているのを目の当たりにしたりと、衝撃を受けることが度々あります。
またその方々の仕事であったりプライベートでやられていること、あるいは何気ない一言から思わぬ着想が得られることも少なくありません。
私は常々、もっと事業を大きくするにはどうしたら良いか、お店を繁盛させるにはどうしたらいいかと考えています。
どうしたらいいのでしょうか。
一番手っ取り早いのは、うまくやっている人を真似ることです。ですから、特に今年は気になる人やものがあれば出向いて、あれこれ根掘り葉掘り聞かせてもらいます。しかし、いくら聞いてもこれといったものが見つかりません。自分が馬鹿だから気付けないのか、と思えなくもないのですが、私なりにいろいろ考えて思うのは、うまくいく要素は一つではないのでは？ということです。
結果というのは複数のことの積み重ねによるものであるから、これ、という単一の秘訣みたいなものが見えないし、聞かれた方も答えようがない。例えば長寿の秘訣を聞かれたら、とりあえずは、いつも笑うこと、などと答えが返ってきますが、それだけであるはずがありません。食生活もあるでしょうし、生活習慣もあるでしょう。そうしたことの積み重ねで長寿という結果となるわけで、笑うことだけを心がけたからと言って、寿命が伸びるわけもありません。
とすると、うまくやっている人をもう少し俯瞰で見る必要があります。そこで一つ気づいたのが、うまくやっている人たちは、人付き合いの幅がとても広いということです。
うまくいく人の共通点：人付き合いの広さ
実は私、なんでも自力というか独力でやらないと気が済まない性です。そうしないと自分の力で成したことのように思えない、自分の実力ではないように思えてしまいます。つまらないこだわりとも思えますが、とにかくそう考えがちです。
それから、人付き合いの幅は狭めです。意外に思われるかもしれませんが、どちらかというと人見知りです。ホームではそこそこ話せますが、見ず知らずの集まりで自分から話すことはすごく苦手です。
それから警戒心も少し強めです。さらにインドア派ですから、自宅に篭りがちです。
しかし、このような行動は自分だけの狭い世界に留まりがちになります。とすると、世界が狭いだけに事業も広がりにくい、となります。
このように気づいたら、今更ながらもっと積極的にいろんな人と関わりを持とう、と思い至りました。いろんな人と関わりを持って、いい刺激をもらって、技術や知恵を分けてもらい、自分が不得意なことは得意な人に助けてもらったらいい。そんなふうに思えます。
それから、私のことを知ってくれる人が増えたら、私の事業を知ってくれる人が増えるということにもなります。知ってくれる人が増えたら、きっと事業も拡大するでしょう。また、一緒に働いてくれるスタッフさんも集まってくれるでしょう。
ですから最近、知らない人には知り合えるように挨拶をしよう、あまり親しくない人には親しくなるよう話しかけよう運動を始めました。
そんなわけで、もし皆さんのどなたかが私に挨拶されたり話しかけられたりしたら、来たかと思ってどうぞお付き合いください。よろしくお願いいたします。
今日もありがとうございます。
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