新しい年の幕開け、皆さんはどのように迎えていますか?
私にとって年始の恒例行事といえば「初日の出を見る」「初詣に行く」そしてなぜか「寝込む」という少し風変わりな三つです。今年こそは最後の項目を避けたいと願っていましたが、やはり“恒例”の壁は厚かったようです。
熱海・伊豆山神社の凛とした空気
まず、初日の出ですが、これは朝起きられるかどうかにかかっていますので、見れない年もありますが、なるべくなら見に行きたいと思っています。毎年、熱海にある伊豆山神社で御来光を拝み、そのままお参りするのが私の定番コースです。
なんとなく初日の出は特別なものと思っていますが、元旦とはいえ、毎日上るものをなぜそんなにありがたがるのか、と不思議に思い調べてみました。すると、古来日本では、初日の出とともに新しい年神様が現れるとされ、それを直接お迎えすると考えられていたそうです。故に、初日の出は大変おめでたく、ありがたいことなんだそうです。
しかしながら、そんなことを知らずとも、水平線から上ってくる太陽を見ていますと、全身にその熱と直視できないほどの光のパワーが注がれるような感じがします。心地良い感じとともに、今年も頑張ろうという気になります。
体が初日の出のパワーで満ちたら、今度は初詣へと向かいます。私は、冬の冷えた空気と神社の凛とした空気感に身が引き締まる感じが大好きです。
健康の意味を大切に一年を過ごす
ところでお参りですが、皆さんは何をお願いしますか?
私は基本的に、願いは自己努力の結果によって得られるものだと思っていますので、あまりお願いをしません。大体は、日頃への感謝とお礼をして帰ります。
そして、できれば今年は避けたいと思っていましたが、やはり毎年の恒例行事なだけに避けては通れませんでした。今年も発熱してお店を年明け早々に休んでしまいました。馴染みのお客さんには「やっぱり今年も出ちゃったね」と苦笑いされてしまいました。しかし、ありがたいことに今年は何週間も寝込まず、1日寝込んだだけで回復できました。熱が出た時は、またかと思ってガッカリしましたが、無理せずもう少し休みなさい、ということだったのだと思います。おかげさまで、その後は元気に仕事ができてますし、怪しい予兆もありません。
こうして書きながら、ふと思い出したことがあります。以前大変お世話になったお坊さんに聞いたお話です。それは「何かを願うなら、まず健康を願いなさい」というものでした。どんな願いも健康なくしては始まらない。健康であれば、なんでもできる、そして続けられる。だから「何かを願うなら、まず健康を願いなさい」と。
まさにこの言葉通りだ、と改めて思い知らされました。
無事年始の恒例行事も済んだことですし、気持ちも新たに今年も体に気をつけて頑張ります。
皆さんもどうぞご自愛ください。
遅ればせながら、今年も店主のブログをよろしくお願いいたします。
今日もありがとうございます。
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