笑顔で蕎麦を打つ店主

亮月2024年を振り返る:一年の感謝を込めて

気づけばもう12月。一年が過ぎるのは本当に早いです。
去年は1月と12月に長きに渡って寝込んでしまった教訓から、今年は体調管理をよくよく気をつけていますので、これまでのところ怪しい感じはあっても寝込むことはありません。

さて今年一年を振り返りますと、本当にいろいろなことがありました。ですが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の言葉通り、辛かったキツかったといったことが今ではすっかり記憶の彼方です。それもこれも「終わりよければ全て良し」の言葉通り、12月1日に静岡ローカルではありましたが、当店と私の取り組みが静岡朝日テレビで長時間にわたって放送され、本当にいい形での一年の締めくくりとなりました。おかげで、これまでの苦労やらはみんな吹っ飛んでしまいました。

しかし、よく思い返すと秋口まではブログも少々元気のないものだったためか、多くの方にご心配をおかけしてしまったようでした。私自身はそれほど落ち込んでいる感じもなかったのですが、申し訳ない思いです。

蕎麦作りの難しさと成果

蕎麦畑のメンテナンスをする鈴木店主

話は変わって、今年の収穫ですが、播種期(種蒔きの時期)には天候に恵まれず、またトラクターの故障もありました。おかげで、作業に遅れが出てしまい、収穫時期も後ろへとずれてしまいました。例年なら11月20日頃には収穫作業が終わりますが、今年の終わりはなんと12月半ば近くになってしまいました。
そのため、一息つくどころかお店の年末モードと被ってしまい、今年は少し大変でした。
作柄は、適期に播種できたところは良かったのですが、遅れたところは非常に収量が少なく、残念な結果となってしまいました。種を蒔いてからの積算日照時間と積算温度の値が低くなってしまったことが原因と考えられます。やはりいつだって農業は難しい。

しかし、トータルでみますと面積あたりの収量は平均的なものとなり、来年に必要な量は十分に確保できました。先日の取材で来店してくださったDEENの池森さんにも絶賛していただきましたが、味・香りとも納得の出来です。

<関連>DEEN池森さん来店の舞台裏

それから、ありがたいことに兼ねてからの懸案であった慢性的なスタッフ不足も最近ようやく解消しつつあります。少し前までは、お店を開けられない日もありましたので、あの頃を思うと今は夢のようです。また、ここまで体調を崩すことなく無事にやって来れたのは、頼りになるスタッフさんのおかげでもあります。これまで私がやっていたものを少しずつお任せできるようになり、気持ちと時間に余裕が持てるようになりました。本当に助かっています。

年越し蕎麦:集大成の一杯をお届けする

温かいかけそば

余裕ができてきたところで、また新しい目標に向かっていけるというものです。
今年も残すところあとわずかとなりましたが、蕎麦屋的には最大の山場の年越しそばが控えております。今はその準備に追われているところですが、今年も一人でも多くのお客様に喜んでいただけるよう、誠心誠意で励んでおります。
一年の締めくくりで皆さんに美味しく蕎麦を食べていただいて、良い新年を迎えられるように頑張ります。
今年も皆さんには大変お世話になりました。
ありがとうございます。

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